掛け持ち日記

ジャニーズWESTという沼に嵐ファンがハマった掛け持ち日記。主にジャニスト。

双眼鏡の向こうにいたのは12歳の少年だった話

MORSEを観劇してきました。

朝8時前の新幹線で行き18時過ぎの新幹線で帰る弾丸遠征旅です。

正直時間的にも金銭的にも少ししんどいです笑

でもやっぱり初主演は1回だから外れたらそれまで、応募できるだけでも良いんだ(地方住みのため諦めたもの多数)の思いで応募したのが今回の始まりでした。

パリピポが外れていたこと、そして数少ない大阪公演のうちの土曜日なんて当たるわけが無いよなと思いつつ2口応募。

口数も多分少ない方で当たったら奇跡位の気持ちでいたらまさかの返金が来ない。
これは当たったぞと(数日は信じられなかった。返金が遅いだけではと何日も疑ってた笑)計画を立て始めます。

幕が上がって約1ヶ月、ひたすらネタバレを回避し雑誌も薄目でパラパラッと見るに止め自担の初主演舞台を自分の目で観ることを楽しみにしてきました。

感想なんておおそれたものでは無いけど観た直後の自分の気持ちを残しておこうと思います。
まだ余韻に浸っているので何書いてんだこいつな文になると思いますがお付き合いください笑

初めての自担、初めての外部舞台観劇ということもあり緊張MAX、というか緊張し過ぎて実感すらわかないままシアターBLAVAへ。

最初にのんちゃんが出てきた時「あ、のんちゃんだ」とかではなく「あ、オスカーだ」と思いました。

序盤は全体を観ようと双眼鏡を使わず観ていたのですが初めての外部舞台観劇ではあるけど最新の舞台装置を使ってるのかなぁという様な印象を持ちました。(別に普通かもしれない)

途中からはやはり表情の変化も観たいと思いちょこちょこ双眼鏡を使ったのですがここで衝撃を受けました。

それまでも声色が高かったり行動から、長身ののんちゃんが12歳に見えると思っていたのですが双眼鏡を覗いた先の彼は本当に完全に12歳の少年で…。

印象に残った場面で言うと「僕にはもう、居場所がないんで」とアヴィラ先生に言う場面が何とも切なくて。

母親にひどい言葉をかけられ父親にも父親自身の恋人を優先する素振りを見せられオスカーの救いであったエリも居なくなって…。

お菓子屋の主人にエリがこっそりオスカーに言っていた主人がサルに似ているという様な言葉を実際に言ったのはエリの影をどこかに探しているのかなと思いました。

それを受けてお菓子屋の主人からしたらキツく叱るための言葉であったかもしれないものの「もう来ないでくれ」という様な事を言われてしまい(特にダメージをかなり受けている)オスカーは真に受けてしまって。

両親、エリ、お菓子屋の主人。
たったこれだけの人々ではあるかもしれないけど友達と呼べる人がいないオスカーは、これだけの世界で生きているオスカーは、居場所がないと感じるだろうと思うしこれら全てがあの「僕にはもう、居場所がないんで」に詰まっている気がして。

この台詞を聞いたときは胸が詰まるような思いでした。

エンディングというか結末の受け取り方がMORSEは2つあると思っていて、1つはエリと一緒になれてハッピーエンド。もう1つはエリと一緒になれるもののこれからホーカンの役割をオスカーが背負っていくのではという後のことを考えるとバッドエンド。

私は後者のバッドエンドと受けとりました。
中盤のホーカンを観ていてもオスカーの末路としか思えなくて…。

もちろんオスカーからしたらエリと一緒になれて最高のハッピーエンドだと思いますが手放しに「エリと一緒になれて良かったね!!」とは思えませんでした。



今回観劇してのんちゃんこんなに成長してたんだって思いました。
まだファンになって1年も経ってないド新規が言うのもおかしい話だというのは重重承知なんですけど。

やっぱりのんちゃんってグループで末っ子でまだまだ皆に甘える子だと思ってたんです。(実際生放送でちょっと寝ちゃったり感情を表に出しすぎかな?と思うことはある笑)
でもそんなことなくて。
いやあったとは思うし今でもメンバーの中に入るとあるかもしれないんですけど確実に彼は成長してるなと思いました。

言葉にするのが私の語彙力では難しいんですけど「私が応援してる人はこんなにも大きくて頼もしい人なんだ」って嬉しくて誇らしい気持ちになりました。

カーテンコールの時は両手でおいでおいでして他の演者さんを呼んでてすごく可愛くて最後にはけるときもセットの木の影から手を振ってて、ここでようやく本当の自担の小瀧望に会えた気がしました。


長く文を書き散らかしましたが…笑
とにかく「自分の目で観ることができて良かった」この一言に尽きます。

あ~充実した1日だったな~早く新幹線着かないかなぁ笑